彼女のattitude ~学園・非公認的恋愛~

「森――って!桐あそこに出入りしてんの!? 園田先輩も!? それは誰もわかんなかったハズだな……」

葵の顔はどこか引きつっていて、それは『出るって噂』によるものなんだろう。
あの場所のこと、できれば秘密にしておきたかったけど。
葵には黙っていられないと思って、打ち明けた。

不思議と心が落ち着く、あの場所が好きだった。
だけどもう、あそこへ行くこともできないんだろうか。

「わたし、ずっと監視されながら、高校生活過ごすのかなー」

笑えないのに。
強がって、笑ってみせた。

「それは、何とも言えない。今更、署名したところで状況が変わるとは思えないしね」

署名は――したくない。