初恋*

部屋に行って、でも勉強する気にはなれなくて、ベッドにはいる。


『はぁ…』

明日…10時から梶原くんなにするんだろう。
なんて、私には関係ないのに。


早く寝よ。



気がつくと眠っていて、夢の中。


夢の中で私は泣いていて、その理由はわからなかったけど、なぜかすごく悲しくなった。

霧がかかってて見えなかったけど、向こう岸にだれかがたっていた。



『恭華~っ。昨日は寝ちゃったんでしょ。今日何時からなの?』

『…11時。』

『珍しく拗ねた顔してるじゃない。(笑)そんなんじゃ、恭華の可愛い顔が台無しよ。』

『…もとからかわいくないもん。』


今は9時。
早く起きちゃったな。


このままでも暇だし、図書館でも行こうかな。


11時までに、かえればいいか。



私は着替えてご飯を食べて、図書館に向かった。