初恋*

『取ってきたーっ?』

『うん。なんかおかしいけど。』

『??同じ班だといいねっ!』


快里ちゃんはいつもニコニコしてて、こっちまで笑顔になっちゃう。


『んじゃ開け!(笑)班名は前にかいてるから、名前書いてけよ。』

『恭華どうだった?』

『C班…?』

『あったしも~っ!』


良かったぁ、快里ちゃんと一緒で。


『取りに行ったときにさぁ、優磨にこれがお前の分って渡されたんだよね。』

『…私も。』

『アイツ、権力悪く使ってるよね。(笑)ま、名前かきにいこう?』


前の黒板には、A班に、千華。
B班に立夏。
C班に私、快里ちゃん、梶原くん。
D班に他のひと。


ってな感じに。


『私も、優磨とが良かったぁ。(笑)』

『はっは。(笑)俺は一緒になりたいやつに、ある仕掛けをしたからな。(笑)』

『じゃぁ、その班で集まって、話し合いな~っ。』


この班…、どうなるんだよ。