初恋*

気づいたらなぜか泣いていて。

でも、なんで泣いてるかなんてわからなくて。
余計に泣いた。


目が腫れて、リビングには行けないなって思ったから、お姉ちゃんに、メールしておいた。


コンコンっ

『恭華~っ?目、早めに冷やした方が治り早いよ。』

『ありがと。』

『ま、頑張んなさい。自分のことを一番に信じるんだよ。』

『自分を…?』

『そ。他人を信じるより自分を信じろってね。自分と一番一緒にいるのは自分なんだし。』

『……りがと。』

『おやすみ。』


私はそのあとスッキリした気持ちで眠ることができた。