恋愛流星群


 昨日は散々だった。

 高原に振り掛けられた香水のおかげで、職員室に戻るとすぐに指導部の先生に呼び出された。
 言い訳も聞いてもらえぬまま、長々と面白味の欠片もない説教だ。

「はぁ……」

 今は溜め息を漏らしながら、教室の戸締まりに向かっている。

 教室の中に入ると、いつかと同じ光景。
 まさかまた、下履きを隠されて帰られずに居るのか?