「最悪だよ、顧問がね……」
俺のベッドを我が物顔で占領し、いつものように顧問の愚痴を漏らす幼馴染み。
胸にはいつ持ってきたのか、くまのキャラクターがプリントされたクッションが抱えられている。
「ちょっと、奏太聞いてる!?」
産まれたときから道路を挟んで向かいに住んでいる彼女。小中高校まで同じで、腐れ縁というのか、この度クラスまで一緒になった。
そして、高校に入ってから聞かされるのは、いつも同じ部活の話だ。
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