今日朝バスで学校に行ってる最中


「かず新しい恋できるチャンスだよ~♥」


楽しそうにスキップしてきた


えっ?

なにワクワクしているの?



「かずにとってかっこいいって思った人誰?」



「え?いきなりなんで?」



「いいから教えてよ~」



「雅と聡太かな?聡太は背高いし」



「あら~♪かず聡太に惹かれてるっしょ~?」



ちょ、まって。好きとかっこいいは違うしょ



聡太はかっこいいとは思うけど1回しか話したことないし




「なんでそんなこと聞くの?」



「驚かないで聞いてね!」


  ・・???


「聡太かずの事好きなんだってさ♥」





・・・・・・。えっええー!!!!!!





「反応すごっ(爆笑)」



「まてまて・・聡太ってあの矢野聡太?」



「うん♪それ以外いないしょ~」


まてまて・・話がわかんない


「なんかの罰ゲーム?機嫌とろうとしてくれてるの?」



「ばっかやろー!!ちがうわい!」



あり得ないしょ!聡太がうちのこと?ええっ?!



「聡太がうちに相談してくるの!かず可愛いとか色々と!」


聡太が??


「ってわけで聡太が電話番号知りたがってたから教えて!」



「ああ、いいよ」



「たぶん・・今日告られるよ♥」


それははやいわ!!



話して1回くらいで告るぅ?



「ちょ、はやく学校入ろ!」



バスからおりて上靴をはき、急いで教室にいったものの・・



なにも知らなかったかのようにしている自分がいた。 



聡太は1組で、うちは2組。



隣の教室にはよく行くことが多かった



「すずー!」


友達呼ぶふりして聡太見たら・・



oh!ガン見!



恥ずかしくなってクラスをぬけた。