彼女がソファーで寝ている所を見てから3日がたった
今日は広は風邪で休んだため一人で部屋に学食のオムライスを持ちながら入ると、今日は珍しく櫻井美維は起きていた。
俺は向かいの席に座りオムライスを食べはじめたが、向かいの彼女が気になってしかたがない。
起きてるなんて珍しい…
明日、雨でも降るんじゃねぇか
そう思いながら向かいの彼女を見ると美味しそうにお弁当を頬張っていた。
お金持ちのやつらが持ってくるような豪華なものではなく、一般的なお弁当なのだが一つ一つが丁寧に作られており、少なくても自分が想像していた彼女の性格が作るようなものではなくとてもビックリした。
しかし、あまりに見すぎたのか彼女は俺の視線に気付き眉をひそめていた。
「なによ…」
「別に何もないけど。ただ…」
俺が言葉を濁すと彼女はまた眉をひそめた。

