恋ってオイシーの?

《苺梨side》

『あっ、今のって永原先輩だよね?』

「そうじゃない?」

それがどうかしたの?という様な何でもない顔を真梨子がした。


『いや。なんか有名だからさ』

「あぁ、確かに。」

『カッコイイのかなぁ?』

「なんで?」


『カッコイイって騒いでた人が居て』

「は!?あれのどこが!?ソイツ目おかしいだろー!」


『いやそんな事、私に言われても…』

ひきつり顔を真梨子にすると、真梨子は隣で大爆笑をした。

『な、なんで笑うのー!!』

「いや、今の顔めっちゃうけたよ(笑)
写真撮ろうよ♪」

『は!?ヤダよ』

「つべこべ言わない!!」

『つべこべ違くてただ面白がってるだけじゃん!!』

「そだよ?(笑)」

『あぁもう!真梨子のいじわる!!』

「は?」

『ごめんなさい今の嘘です』

「わかればよろしい(^ー^)」


『はぅぅぅ。』