「それに…。」 竹内が俺をにらみながら言った。 「あんた、未来の気持ちも考えなさいよ。」 「は?」 未来の気持ち? 「もしかして、気づいてないの?あっきれたー。」 頭をかかえる竹内。 そして俺を真っ直ぐ見てきた。 「未来はね…。」 竹内はそこで少しうつむいた。 「やめとこ。」 え⁈ 「じゃあプレゼント選び、頑張ってね」 手をひらひらっとふって、去る竹内。 俺は一人、残される。 未来は…何だ⁈