「好きなのか、とか、分かんないし。」 オレが言うと、竹内は、 「それは絶対、「好き」なんだよ!」と言った。 心なし、声がつっかえている。 「そう…なのか?」 「絶対そうだよ!」 「お前、何あつくなってんだよ。」 「あつくなってなんか、ないし。」 立ち上がる竹内。 あつくなってるよね?