「で、用は何?」 「あ、そのことなんだけど。」 聖亜が少し首をかしげて、かすかに微笑んだ。 「ちょっと、目、閉じててくんない?」 「…こう?」 聖亜に言われたとおり、目を閉じる。 「そ。しばらくそのままでいてくれる?」 「…なんで?」 「ひみつ。」 聖亜がスッと、動いたような気がした。 と、いっても、目を閉じてるあたしには何も見えないけど。 何するつもりなんだろう…。