キープアウト!

「今、樹里と一緒にいるんです! 迷惑がってるんで、電話かけてこないで下さい!」

そう言って。
拓也が電話を切った。

「拓也!やり過ぎだよ!」

「こう言わないと、しつこくかかってくるだろ?」

拓也が携帯をテーブルに置きながら言う。

「だからって、人の携帯を勝手に触ることないでしょ!」

まるで、彼氏が彼女の携帯に触れて、大喧嘩してるみたいだ。