キープアウト!

店にいる間、あたしはほとんど亮二と拓也の会話を聞いているだけだったけど楽しめた。

帰り際、今度は男同士で飲みにくる約束をしていた。

本当に会わせて良かった。

改めて思った。



「樹里。今日はありがとうな」

「何が?」

「拓也と会わせてくれて」

「いい奴だったでしょ?」

「うん。会わなかったら、拓也のこと誤解したままだったよ」

こんな会話をしていたら、車はあたしのアパートの前に止まった。