キープアウト!

あたしには甘い囁きに感じてしまった。

帰る予定だったのに…

「うん。泊まっていく」

そう答えていた。

「オレ、こんなに女と一緒にいたいと思えるのって、樹里が初めてだよ」

「またまた。いろんな子に同じセリフはいてきたんでしょ?」

「はいてねぇよ。本当に樹里だけなんだよ。半年間片想いしたのも――」

半年間の片想い?
途中で、ハッとしたように亮二が口をつぐんだ。