…まあいいや。


『あなた何でこんなとこにいるの?』


こんなところに人なんか、

本当に全然来ないのに。


「ここ、いいな。人全然こねえ。」


うん、この人と会話出来ない。


『そうなの、だから私ここが大好き』



「へー。てか妃那俺の事知らねえの?」



妃那って…呼び捨て…


てか、普通に初めて会うのに知るわけ。


『知らない。初めましてだよね?』


「うん、まあそうだ。」



そう言うと何か考え出した森本くん。