暫くすると小さな寝息が聞こえてきた。







「おやすみ、陽菜」





 小さな額にキスを落として、俺も眠りに入る。






 あー…たぶん俺もう陽菜がいなきゃ無理だ。







 まだ俺のもんでもないけど。






 絶対に俺の陽菜にしてやるし、幸せにだってする。






 毎日笑わせてやるからさ、俺の傍にいてよ。