「俺んちでいいか…」 たぶん今日は母さんたちはいないだろう。 あの人たちは気まぐれで家をよく留守にする。 一応電気がついてるかだけ確認して、ついてたら他探すけど。 そんなことを考えながら歩いて20分ほどの家に向かった。 「あ、ラッキ…」 予感的中で家は真っ暗。 ポスト下の植木を探って鍵を出し、ドアを開けてから玄関の電気を付けた。 「ただいまー」 誰もいない家に一声かけて俺の部屋に行き、陽菜を取り合えず寝かせた。