「え………?」


「や、だから…可愛いってこと」

「え、ぇぇぇええ!?」




 私が目を見開いて座っておいしそうにケーキを食べる愁君を見る。




「なんだよ」

「いや、まさか…愁君からそんなセリフが……絶対バカにされると思った」




 私にとって全く想像のつかないことで、無意識に頬が緩む。






「ちっ……あんま調子のんなよ?」

「うん!」