冷血男子



「うわ、うまそ…」



 料理に関しては素直に褒めてくれるのが嬉しい。





「やっぱ料理上手いよな」

「そう? ありがと」

「やっぱ結婚するなら料理が上手い奴じゃねぇと、俺無理だし」

「ふえ!?//」





 意味ありげな笑みを浮かべた愁君。





「照れんなって、これからも飯頼んだ♪」





 それが目的かぁああ……。






 ドキドキしちゃったよ。






「ごちそーさま」

「早いね」

「うまかったよ」




 綺麗に食べ終わっている食器を流し台に持って行った愁君は言う。




「作ってくれたから、片付けは俺がやってやるよ」

「…わ、本当?」

「ん…陽菜、顔が疲れてるし。風呂入って寝ろ」





 無表情でそう言うこというから、無理にやらせてるんじゃないかと思うけど。