冷血男子





 友達? そんなガラじゃないし。




 恋人? ……そんな宣言ないし。





 知り合い ……うん、これだ。







 それ以外しっくりもこないのに、知り合いで何回泊めてもらってごちそうになってるんだか分からない。






 ――――ピンポーーーン





「ちょ、冷血君出て―?」

「…めんど……」





 覗き穴から覗くという行為も全く行わずに扉を開ける。






「あれ、この前の…」

「陽菜の幼馴染じゃん」

「……何してんの、泊ったの?」

「あー…そうだけど」




 俺がそう言うとグッと眉間にしわが寄る。




「そっか」




 言葉は平然としてるのに、顔に出過ぎ。