冷血男子



 歩きだすとかなり大きい。




 180cmはあるだろう。





「…ここです」





 ロックナンバーを入力してドアを開けて中に入る。






「適当に座ってて下さい」

「ん」

「何か食べたいものありますか?」

「…食いもん」





 …て、適当にある材料で作ろう。






 エプロンをしてキッチンに立ち、冷蔵庫を覗くと思ったより材料があって助かった。





 どれくらいの量を食べるか分からなくて、とりあえず大量。






 作っている途中に何回かお腹の鳴る音がリビングから聞こえてきて、申し訳なさまで出てきた。