冷血男子




「じゃあねー、また明日!」





 放課後残って衣装作りやら教室内の装飾やらですっかり日は暮れた。







「危ないから固まって帰ってねー!」

「「「はーい」」」

「男子、ちゃんと女の子送ってあげてね」

「「うーい」」





 2組に分かれて帰ることになった。





 私の方には山下君もいる。





「陽菜ちゃんさー…中条と付き合っちゃえば?」

「ないない」

「陽菜ちゃんと中条? 似合わないーー(笑)」






 男子3人と女子私を合わせて3人。






「陽菜ぁ―――」





 プップーとクラクションが鳴らされた。




「あ、なる君!」

「え、誰誰。彼氏?」