もういい年なのに、キャピキャピしてる母さんは…精神年齢がかなり低い。
父さんはあんなののどこがいいのか…。
「愁、杏里が呼んでるぞ。夕飯いらねぇの?」
「腹減ってない」
「ん、分かった」
そう言うと父さんは、部屋から出ていった。
父さんも昔はすごい面倒くさがり屋で、自分の興味のあることにしか振り向かない人だったって母さんが言ってた。
「俺もだよなー…」
自覚している俺はすげぇと思う。
今まで本気で愛した奴なんていないし、適当に付き合って適当にやることやってきた。
俺って冷たい奴なんだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…