冷血男子



 バカとはなんだ、バカとは?





 一応教師なんだけどなー…




「…ぅわっ!!」





 一人頭の中で文句を言っていると、急に足が浮いた。




 か、担がれてるんだけど…





「体調悪いなら言えよ! ビビるわ」




 そう言って歩くスピードを速めたなる君は私の家までやってきた。





「ナンバーいくつだっけ…?」

「ん、押すから下ろして」




 そう言うと、素直に下ろしてくれたなる君。




「あー…肩こった…」

「じゃあ担がなきゃよかったのに」

「陽菜のスピードに合わせてたら日が暮れるわ」

「もう暮れてるけどね」






 いつの間にかイイ感じの夕焼け。