冬と言うこともあって、なかなか寒い。 やっぱり寝ても熱はあるもので、体中が熱っぽくてダルい。 「早く帰ろう……」 とか、口には出してみるけど思う通りに体が動かない。 「…陽菜?」 荷物を道に降ろしたまま唸っていると、声を掛けられた。 「なる君!」 「どした?」 寒そうにマフラーを巻きつけて頭を傾げながら私の荷物を持ってくれたなる君。 「買いすぎだろ…」 小さく笑いながら軽々と荷物を持ち上げる。 やっぱり男の子は力が強いなぁ。 「顔、赤くね?」