「あ、ありがとう」 すっとネックレスに手を伸ばす。 ――――ぐいッ 「わっ」 伸ばした手はすぐに掴まれて、いつの間にか愁君の胸の中。 「…つけてやるから」 まだ愁君の手の中にあったネックレスが私の首元にくる。 「ひゃあ…っ」 ネックレスは思ったより冷えてて冷たい。 「ん、出来た…」 「あ…ありがと」 照れ隠しのように愁君が私の頭をぐしゃぐしゃと撫でる。 さっきつけたネックレスはもう冷たくなくて、首元がジンジンと熱い。