<恋愛方程式の成り立ち>


しばらくして、誰かが階段を登ってくる音が。

ーガチャ。

「ん。」

『え…⁇』

そう言って成哉はあたしに体温計を渡してきた。

「計れ」

あたしは黙って体温計を受け取った。

〜ピピッ♪

鳴った体温計を見ると…

「何度⁇」

『38.4度』

「はぁ…んで、そんな熱上がるまで気づかねーんだよ」

『ごめ…っ』

絶対迷惑かけてる。
そう思うと涙が出てきた。