<恋愛方程式の成り立ち>


「穂乃華とやたらと絡んでたのは、お前に嫉妬させたかったからなんだよ。お前らが体育館裏にいたの知ってたし…
『えっ⁉』

思わず顔をあげた。

『成哉…顔、真っ赤』

「あー、もう。だから見んなっていったのに…」

『っくしゅん…』

そういえばあたし、風邪っぽかったんだっけ…

『成哉…あたし風邪っぽいから、帰ったほうが…』

「へぇ…⁇」

成哉はニヤッと笑って部屋を出て行った。

何よ、もう…

下ではお母さんが誰かと話してる声がする。