<恋愛方程式の成り立ち>


物影から二人をコッソリみていると、
しあわせそうな成哉の笑顔。

ねぇ、成哉。その子が本命なの…⁇
あたしは遊びなの⁇
もうわかんないよ…

あたしは二人に気付かれないように離れ、部屋に戻り鞄をとった。

「あれ⁇成哉くんと一緒じゃないの⁇」

『え?あ…うん』

由奈は何かあったのだと察し、
深く突っ込んで来なかった。

『あたし具合悪いから変えるね』

「あ、うん」

あたしは一人で焼き肉屋を出て、家に向かった。