<恋愛方程式の成り立ち>


「あの、成哉くんのハチマキ…あたしにくれないかな…⁇」

女の子の方は、さっきあたしの後ろで話してた子達の一人の子だった。

「俺、ハチマキ誰にもあげるつもりないから」

変わらず無愛想な成哉。
…ハチマキあげるより、マシだけどさ。笑

「彼女⁇」

「ちげーよ。あいつにもあげねーし。てかちょうだいとか言われてねーもん」

「なら、別に…っ」

「…わかった。」

ーズキッ。
成哉…あげちゃうんだ。
成哉ならあげないと思ってたのに…