「別れて、ほしい」
やっと出た声。
「うん…わかった。」
「ごめんな…⁇」
「謝らないでよ…。
あたし幸せだったよ⁇あたしのワガママもいつも笑って聞いてくれて…だから、ありがとう…」
由奈は、ないているのか鼻声だった。
お礼を言われるなんて思ってもなかった。
なにより、ごめんとありがとうって1番言わなきゃならないのは俺なんだから。
「俺も、本当にしあわせだった。ありがとうな。」
「ん…出会えて本当に良かった…
ばいばい…」
「ばいばい」
電話を切った途端流れた一粒の涙。
男が泣くなんてって思うかもだけど、
それだけ俺は幸せだった。
そう言えるから、涙が出るんだ。
こうして、俺と由奈の2年間の付き合いは終わった。
ー陵哉said ENDー


