<恋愛方程式の成り立ち>


あたしと由奈は屋上に来た。

「で⁇何があったの⁇」

『ん…
あたしさ、どーして成哉と付き合ってるんだろうっておもって』

「どーしてって、好きだからじゃないの⁇」

『由奈から見て、あたしは成哉を好きだと思う⁇』

「思うよ⁇」

『そう、かな…』

「でも多分、成哉くんは勘違いしてるよ」

『え…??』

「成哉くん、ずっと悩んでたみたいだし」

成哉が昨日考えてることってこのことだったんだ…

「真莉愛はさ。成哉くんを幼なじみとして好きなんじゃなくて、異性として好きなんだと思う。だって真莉愛が知らず知らずのうちに成哉くんのこと目で追ってるのあたし知ってるもん」

そうだった。
あたし、いつも何処かで成哉を探してた。
無邪気な成哉の笑顔が、あたしは大好きだった。
なのに…最近は見ていない。
成哉の笑顔を無くしたのはあたし自身だ…