「あ、あの・・・ありがとうございます」 「いいよ!おしかったね。あと少しだったのに」 「はい。えっと、いつも最後まで登れないんです・・・体力が、なくて・・・」 高校生になってから業務的な会話以外で男子と話したのは初めてだった す、すごく緊張する・・・ 目の前の男性は、背が高く少し焼けた肌に汗がよく似合っていた え、笑顔がまぶしい・・・ そして今の自分の姿が恥ずかしい 直視できない・・・