純白の君へ


「びっくりした…
青…何か買ったの?」

彼の手には小さな袋が握られていた

誰かへのプレゼントかなぁ?

「あぁ…
これは…後で」

「?」

「それよりなんか欲しいものがあったんじゃないの?」

あっ…そうだった

けどまた今度にしようかな…

「ううん…なんでもないよ!
もうお店でようと思って探してたの」

「そっか!じゃあご飯でも食べに行こうか
日も暗くなってきたし」

「うん!」

私達はお店を出ると彼が予約してくれていたレストランに向かった。