「まだ離さない………まだ離さないよ。ほんとならずっとはなしたくない………」 彼はそう言って呟くとさっきよりも、もっともっと強く抱き締めてきた そして少し抱き締める力を緩めると私の目を熱っぽく見つめ 「俺と付き合って下さい!」 そう言いきった彼に今度は私から抱きついた。 だって私の目には涙が溢れてたから