私たちの言葉を聞き、

微笑んだ川崎さんは、

今度は島の人たちに向き直った。


「みなさん、

二人を祝福してくれますか?」


『もちろん!!』

皆が一斉に答えた。

・・・

私と孝明は、

目を見合わせて微笑んだ。


「これで、二人の結婚は、

認められました。

さぁ、ここからは、

小さいながら宴会と行きましょう」


そう言うと、

島のお母さんたちが、

たくさんの料理を運んできた。

・・・

そして始まった宴会。

・・・

こんなにたくさんの人たちが祝福

してくれて、

胸が一杯で食事が通らない。