・・・

毎晩のように抱き合っていても、

ちっとも足りない。

・・・

毎回違う顔を見せる美晴に、

オレは溺れてる。

・・・

仕事さえなければ、

一日中だって、

抱いていたい・・・

そんな衝動に駆られる。

・・・

どれだけ好きなんだよ?

と、

自分に突っ込みを入れたくなる。

・・・

愛し合った後も、

離れることなく、

抱き合ったままの俺たち。

「毎晩のように抱いてて疲れない?

いつも、仕事で走り回ってるのに」

・・・

抱きしめる腕に力を込めて、

美晴はオレに尋ねた。