あなたの体温で癒して・・・②

・・・

オレの言葉に、

佐久間の顔は歪む。

「美晴にはもう、

二度と、近づかないでください。

この島で、静かに

暮らしていければ、

彼女は幸せなんだ・・・」

・・・

オレは自分の思いのたけをぶつけた。

・・・

「会ったのは偶然ですよ。

島の開発にあたって、

反対側の調査もしておきたくて・・

まさか、美晴がこの島に

いるとは夢にも思わなかった。

美晴と別れて、数年・・・

彼女にしたことの罪悪感は、

今も消えていません・・・

もし彼女に会えたら、

謝罪するつもりでした。

でも、それすら許されないほど、

傷つけてしまっていたんですね」

・・・

「美晴に会わないことが、

彼女への罪滅ぼしだと思います」