優ちゃんはとにかく変わったものが好きらしくて、あたしが大好きらしっ…。
「泣いてるよ、あのこ(笑)」
「本当だ、可哀想っ」
「あんたが泣かしたの!」
優ちゃんにほっぺをつねられる。
でも泣くなんて弱々しいな。女々しいな。それでも男かよ。なよなよすんな。
「あの、怖いから(笑)」
「へっ?」
もしかして全部聞こえてたのか?!
それとも優ちゃんの超能力?!
そう思った時、あたしに告白してきた男子がガン見してきた。
その後泣き叫んで何処かへ行ってしまった。
あの人にも聞こえてたか
あらら。なよっちい…

