林 和side



彼女は世界一のカバだと俺は思う。


さっき触った手がまだ少し熱い

ま。別の意味もあるけど…





背中に乗ってる彼女は余りにも小さくて、いつもより弱ってる姿が一段と可愛く見えた。


「俺も馬鹿か…」

そう呟く。



後ろの奈々ちゃんは寝息を立てて寝ている。

きっと疲れてんだろうな…



なにしてたんだろっ

ってか、家どこ(笑)





奈々ちゃんに聞くか…

「ね、家聞き忘れた」

「んーっまだ寝てたいからあメロンパン離さないでーっ」


ふっと思わず笑ってしまう。

馬鹿だ馬鹿だ馬鹿だ




好きだ(笑)