俺のものになれよ


「え・・・?ちょっと待っ・・・・ん・・・はんっ・・」




彼の唇がそっと触れたと思ったら


貪るように強く唇を吸ってきた。


まって・・・苦しい・・・。


彼の唇が少し離れるたびに、必死に酸素を求める。








「・・・駄目だ。その顔他の男に見せんな」











「はい・・・?・・・な・・・ん・・まっ・・・・・」












「このまま俺のものになっておけよ」




熱い彼のキスにぼんやりとしてしまった私は



こう答えたんだ。













「じゃぁ・・・お試し期間で・・・お願いします」




少し、間抜けだったかな・・・。







end









2012/10/26  完結