「分かってないようだな」 「なにが・・・?」 何を言ってるのか分からない。 まじまじと彼の顔を見つめてしまう。 すると、横を向いてしまった。 なんか、顔が赤い気がするんだけど。 気のせいですよね・・・・・? 私は、もう一個マドレーヌに手を伸ばした。 だって、本当に美味しいんだもん。 「彼氏なんて作るな」 「・・・え・・・・?」