原石のシンデレラ~孤独なお姫様~

━━━━食堂のドアを開けた瞬間。


バァァァン!…バァァァン!…と、クラッカーの音と共に、色紙とテープが飛んできた。


【ようこそッッ…唯王家へ♪……HAPPY♡birthday】


突然のことに、ポカンとしてた。


「………今日、誕生日だろ」


佐伯くんが、ポツリと呟いた。


「……なんで知ってるの?」



「…………桜さんから聞いてたから、あんたの生まれた日。」


そうだったんだ。


潤平(ジュンペイ)さんも、司(ツカサ)さんも、拓巳(タクミ)さんも、裄(ユキ)さんも、孟(ツトム)さんも、佐伯(サエキ)くんも、御門(ミカド)さんも………。


………ありがとう。



私がニッコリ微笑むと、皆真っ赤にしていた。


「さぁ、ケーキ焼いたから食べよう」

御門さんが、大きなケーキを切り分けていた。