「……私が子供だからって言い訳しないでよ、」


ぎゅっと、クマのぬいぐるみを抱っこして、目を伏せた。



「……そんなことしないさ」


そう言って、私の頬を大きな手で包み込んでくれて、頬にキスをおとした。




「…………これで分かってくれるかな、私の気持ち」


「━━うん」



分かるよ、御坂さんだって分かってくれたもん。