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「……ピンポーン」


ガチャ………。


「お待たせ、姫奈ちゃん」


ハァハァと息を切らして、御坂さんは来てくれた。


何だか重たそうな紙袋と、黒いバッグを持っていた。


「……御坂さん…、ごめんなさい」


俯くと、また涙が出そうになる唇を、キュッと閉じた。


「だから、さっきも言ったじゃないか、大人に甘えなさいって……」


「…御坂さん……」


「ほら、かわいい顔が台無しじゃないか」


大きな手で優しく包み込むように、頬を撫でてくれた。


「…うん、」