──コンコン── 「失礼します」 「あ、田島くん!!」 「香坂先生、俺に何か用ですか?」 「田島くんにお願いしたいことがあるのよ。」 「なんすか?」 「黒澤さんにこの辺を案内してあげてほしいの。」 「なんで、俺なんですか?」 「黒澤さんと田島くんって、 家隣でしょ?だからよ。」 先生は笑顔で答える。 「そういうことだから、よろしくね。黒澤さんには、もう言ってあるから。」 先生はそういうと、 どこかへ行ってしまった。 「………めんどくせぇょ…」 俺は、そう呟いて、職員室を出た。