折角執筆を開始しようとした瞬間、脱力するような関西弁での雄叫び。

「ェアーン?」

溝出が振り向くと。

「貴様、どこから現れた?うん、あっちから!」

セルフ問答を始める人影。

銀髪(カツラ)、碧眼(カラコン)、関西弁(似非)。

この三つ揃えにピンと来たら110番。

「いやいやいや!あかんで、あかんで!そんなんでお巡りさんとこ電話したら、クラッ!しょーもない悪戯しよってからに!お前どこの子や!お母ちゃんと一緒に謝りに来い!て言われるで?」

まぁとにかく、留年10年目の人呼んでお笑い幽霊、チャーリー登場である。