タンクトップ、ホットパンツ。

外は小雪がちらついているというのに、雛菊は何とまぁ薄着だこと。

休日の昼下がり、天神学生寮の自室でポテチをパリパリやりつつベッドに寝そべって雑誌を読んでいた彼女は。

「ほぇ?」

ドアをノックする音に気付く。