龍太郎一味のご無体な学園生活

素早く硬気功を発動させ、槍の穂先を両手で受け止める龍太郎。

しかし、得物は神槍だ。

硬気功とはいえ、生身で受け止め切れる筈もなく。

「つぅっ!」

受け止めた手から鮮血。

「無茶をされますと、受け止めた手ごと持っていかれますよ…?」

クスクスと笑いながら、グングニルを更に押し込むメル。

血でぬめる両手で、尚も穂先を握り締めて押し返そうとする龍太郎。

穂先の尖端は、もう龍太郎の鼻先にまで近づいている。

あともう少し。

あともう少し力を込めれば、顔面が串刺しになるというほどに。